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& は何て読む?

研修でプログラミングを扱うと、必ず起きることがあります。 「ここでダブルクォーテーションを入力します」と言うと、何人かがキーを探し始めます。 そしてシングルクォーテーションを見つけると、それを2回打つのです。

しばらくして「先生、エラーになります」と言ってきます。一人や二人ではありません。

Look closer

ダブルクォーテーションと、アポストロフィ2回

この2つは、画面の上ではよく似て見えます。ここに並べて書いても、 見分けがつかないかもしれません。しかし打っているキーが違います。 ダブルクォーテーションは[Shift]キーと[2]のキーで打つ、1つの文字です。 アポストロフィを2回打ったものは、まったく別の文字列です。

ダブルクォーテーションで囲んだ文字列と、アポストロフィを2回打って囲んだ文字列の比較。前者はShiftキーと2のキーで1回打つ正しい書き方、後者はプログラムがエラーになる。
見た目は似ていますが、別の文字です。人は見逃しても、プログラムは区別します。

この間違いが起きる理由は、はっきりしています。 ダブルクォーテーションがどのキーにあるかを知らないからです。 知らないから探す。探して、それらしいものを見つけて、2回打つ。

Why it happens

読めない記号は、探すしかない

研修で受講者に記号キーを打ってもらうと、読み方を知らないことがよく分かります。 アスタリスク(*)は読める人が多い。しかし、その先はほとんど通じません。

&
「アンド」と読む人がほとんどです。正しくはアンパサンド
~
「ニョロ」と呼ばれることがあります。正しくはチルダ
^
「キャップ」と呼ぶ人がいます。正しくはカレット
_
アンダースコアが正式名称です。「アンダーバー」は和製英語です。

名前を知らないキーは、覚えようがありません。覚えていないから、打つたびに探します。 探しているあいだ、手も頭も止まっています。

だから、練習の順番はこうなります。読み方を覚えてから、打つ練習に入る。 研修で使っているテキストでも、記号キーの練習に入る前に読み方のページを置いています。

Row one

一段目だけで、12個あります

日本語の資料を作っているだけなら、こうしたキーを打つことはほとんどありません。 しかしプログラミングとなると別です。頻繁に出てきます。 しかも、そのほとんどがキーボードの一段目に集まっています。

キーボードの一段目を大きく描いた図。各キーの上段にShiftキーを押して打つ記号、下段に通常の文字を示している。記号は12個ある。
上の段が、Shiftキーを押して打つ記号です。一段目だけで12個あります。

高校では「情報」が必修になり、Pythonなどのプログラミングを学ぶ生徒も少なくありません。 これらのキーは、そこで必ず使うものばかりです。

Reference

記号キーの読み方

研修で使っているテキストに載せている一覧です。段は、キーボードの上から数えた段数です。

そのまま打つキー

キー 読み方
-ハイフン/ダッシュ/マイナス一段目
^カレット一段目
¥円記号一段目
@アットマーク二段目
[左角かっこ二段目
;セミコロン三段目
:コロン三段目
]右角かっこ三段目
,コンマ四段目
.ピリオド四段目
/スラッシュ四段目
バックスラッシュ四段目

[Shift]キーを押して打つキー

キー 読み方
!エクスクラメーション一段目
"ダブルクォーテーション一段目
#シャープ一段目
$ドル一段目
%パーセント一段目
&アンパサンド一段目
'アポストロフィ/シングルクォーテーション一段目
(左丸かっこ一段目
)右丸かっこ一段目
=イコール一段目
~チルダ一段目
|パイプ/バーティカルバー一段目
`バッククォート二段目
{左中かっこ二段目
+プラス記号三段目
*アスタリスク三段目
}右中かっこ三段目
<小なり四段目
>大なり四段目
?クエスチョンマーク四段目
_アンダースコア四段目
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読み方を覚えてから、打つ練習に入る

記号キーの練習は、読み方を知らないままやっても身につきません。 打つたびにキーを探しているうちは、指も頭も、そこで止まっているからです。

フィネットの研修では、タッチタイピングをこの順で扱っています。 なぜ初日にタイピングの時間を取るのか、その考え方を別のページにまとめました。